■ 会計ソフトは「手書き経理」の「転記作業」と「手計算・集計」を省力化するためのもの
下のフローチャートで確認してみましょう。
例えば「交通費を現金で1000円支払った場合は「旅費交通費1000円-現金1000円」という仕訳（伝票）が
発生します。このとき「総勘定元帳」には「現金のページ」「旅費交通費のページ」にそれぞれ上記仕訳を転記する 必要があるのですが、会計ソフトならこれを自動的に転記してくれます。
また、この仕訳を入力することにより、「試算表」より下のチャート、「決算書」までを自動的に計算して、
集計してくれるのですね。
つまりいいかえると、少なくとも「取引の発生：原始証憑」から「取引分解仕訳」の部分は自力で行う必要が
あり、その上で、集計された「試算表」や「決算書」データを理解する必要があるのです。
おおまかに言うと、下の黄色の部分は会計ソフトによって省略が可能な部分であり、
ピンクは原則省略ができない部分です。
省略できる部分でさえ、赤字の部分のように基礎的な簿記の力必要 なのですね。
経理の流れ（フロー）
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